ロッテ(*'-^)さんとモバ友になろう!
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- 2020/10/26 1:40
- ♪クロニクル
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- 夢見心地の気分で寝れたらそれが一番しあわせだ。まどろみのなか、意識が夢のなかに溶け込んでいく。このご時世、気分がゆらゆらと落ち着けることが最高の至福ではないだろうか
【わたしは夢のなかを歩く。それは悪い気分じゃなく秋風に誘われるように気持ちがゆっくりとほぐれていく。有り体の価値観やつまらない自慢話にネットで聞き齧った知識を蔓延させる世間の風とは真逆の心地よさ。 私は生きている。体の線は細いが布団のなかで身体をくの字にしてうとうとしながらこうして文字を刻んでいる。作家のひとはよくもまああんなにたくさんの文章を書けるものだと感心するが、私もそういう人達の作品に触れて曲がりなりにもこうして文を綴ることができるようになった。決して国語の成績が良かった訳ではないし、小さい時から読書をしてきた訳でもない。ただある時期にたまたま図書館に通うことがあって、気がついたら活字を目で追うクセがついてしまった。文章は奥が深いし私なんかが語れるほど単純なものではないし、だからこそそれが文学や歴史、ノンフィクションなどの醍醐味でもある。美しい月を帰りしな眺めるがごとく名作の美文に秋の夜長に酔いしれる。もちろん文体や内面描写で価値は決まらないが、その作品がもつ世界観や背景やその話を書くまでの資料集めなどの過程が分かってくると本に奥行きがでてきてよりその世界に浸れてある意味抜け出せなくなるくらいの大作に出逢うこともしばしばで。 私は本を愛しているし紙の手触りやページをめくる音や読み終えたあとの気持ちよさや深い知識が入ってきたときの嬉しい震えなど書けばきりがないが、それだけ本というアイテムはいち人間を虜にしてしまう魔力を持っている。以前は年に何冊読んだ的な数を数えてたが最近は一冊をじっくりじっくりと読むようになった。もちろん本にもよるがこれはというlevelに出合えたときには感性をフルにしてその本と対峙するようにしている。人生を変える本はあるかと言われたら何を持ってと定義付けなければいけないが、それでも私の場合はあると言い切ってしまうだろう。先にも書いたが本には魔力があるし、一度その魅力をしれば世界観が果てしなく拡がっていく。高い本には高いなりの意味があるし、それを読むことで読んだあとに自分の精神がより高い場所に達していると感じることもある。たとえそれが錯覚だとしても妙にその感覚が心地いい】
- 夢見心地の気分で寝れたらそれが一番しあわせだ。まどろみのなか、意識が夢のなかに溶け込んでいく。このご時世、気分がゆらゆらと落ち着けることが最高の至福ではないだろうか