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    • 2019/11/25 22:28
    • 宴の終り
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    • お金が大切なのは勿論なんだが、娯楽や欲しいものに使ってもとどのつまり楽しくはない。結局人間から愛されなければ単純に物を買ってもむなしい気持ちになるだけ。洋服やCDなど物は買った瞬間がいちばん楽しく、それをピークにつまらない品に殆んどのものが見えてしまう。色々な店が町にはあるが本当に欲しいものなど、何もない。香水も本も財布も時計も家電も骨董も絵画も雑貨も何も欲しくない。感動がない訳じゃないし、むしろ美しい絵画や陶器や宝石や衣類を見るのは気持ちが昂るし、一流のオーケストラが奏でるシンフォニーを聴くのも心が震える。だがあくまでそれだけで、それらに関連する品々を購入し部屋の中に置く、という気持ちは更々ない。行ったことがない新しい場所に行くことは好きだし、知らない環境で色んな催しを見たり体験するのも嫌いじゃない。‐だがふとそれが何なのだろうと虚しい気持ちになる。期待値はないが別に人間嫌いではないし、むしろ色んな人達と話し刺激を受け視野を広げるのは好ましいことだと思うし、そういう時、意気投合する空気はむしろ嫌いじゃない。嫌いではないがある種の虚しさを覚えるということ。わかりあえないのは当然だし、自分と違うのだからある意味では何も求めてはいないが、何か気持ちが通いあう実感がないと虚しさをふと感じる瞬間がある。

      夜によく読書灯を点けて本を読む。最近はまた小説を読みはじめた。実用的なものほど飽きやすいし、得てして時の洗礼を経ていまに至るある種の文学の類いは五感を隅々まで潤わす媚薬のような感動がある。文章の美しさに酔うもよし、または俗世間から離れた解放感を味わうのも乙で。読書が塞いでいた気持ちを滑らかに潤わす。【世俗の人は思うままならず、歩み寄れど虚無を積み重ねるだけ。うつつにて重宝されるのが難儀ならば、せめて薄明かりの部屋のもと、枕元にぬるい水を入れた瓶を置き、そっと書物のペイジを捲りましょう。華やいだ景色が眼前に溢れ輝き、冬の後には春がきて、やさしい風が周りに吹き、やがて小鳥の囀ずりが聞こえてくる。梅が赤々と咲いたあとには桜の花びらが町いちめんに咲き誇る。桃色の園はにぎわい、子供たちが無邪気に駆けまわる。夜が儚くなりまた人々が宴をはじめ、無数の灯篭が妖しく光る。それは夢か幻か、もののけの仕業なるものか。ひらひらと舞う桜の花びらが視界をさえぎる。お兄さん、寄っていきなさいよぉ】

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