ノーディンスさんとモバ友になろう！
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- 2011/8/7 23:47
- 彼方に消えた夏
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- 取り敢えず虫の居所が悪かったのだろう。
でなきゃ理由不明にああなることは無いだろうし。
ったく迷惑な話だよ。
さて、また甲子園の季節がやってきた。
毎年沢山のドラマと涙が生まれる筋書きの無い物語。
その全てが本物であり、二度とは訪れないこの夏を精一杯に綴ろうと輝いている。
その長さや内容はそれぞれだけれども、確かにこの夏に描かれた思い出のアルバムだと言う事は全ての物語に共通している事だと思う。
どんなに願っても、望んでも巡り会うことの無い特別な夏。
過ぎてしまってから気付いてしまうその本当の価値。
全てが手遅れでどうにもならないと解っていながら願ってしまうもどかしさ。
もし、あの頃の自分がそれを知っていたら何かが変わっていたのだろうか？
ある人に言われた言葉がある。
「高校野球はある日突然終わってしまう。それはどんなに願っても、もう二度と来ることは無いからだ。だから、今を精一杯続けていけ。」
この言葉を聞いた当時は理解する事が出来なかった。
ただ、今になってその意味を深く思い知ることになってもやり直すことは出来ない。
これからもきっと同じことを繰り返していくのだろう。
だけど、その時はもう少しだけ、耀けるように出来たらと思う。
- 取り敢えず虫の居所が悪かったのだろう。
