デコトラ人生さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2008/9/16 8:07
- >>3
-
- コメント(3)
- 閲覧(97)
-
-
- 俺のばあちゃんはすごく厳しい人で、
いたずら好きでよく壁に落書きをしていた俺に、雑巾を持って「消えるまでご飯は抜きだよ!」
っと言って横で俺が消すのをずっと見張っていた。
子供だった俺はそんなばあちゃんが大嫌いだった。
そしてあの日・・・またも壁に「3ゲット!」と落書きした後始末をする俺を、
いつものように横で見張っていたばあちゃんは突然倒れた。
ばあちゃんはガンだった。子供の俺には理解できなかった。
ばあちゃんは俺に「落書きは消したかい?ばあちゃん、最後まで一緒に
見てあげられなくて、ごめんね」
と言って、そのまま目を覚まさなくなった。
訳がわからなかった。いたずらしたのは俺なのに。
でも、思えばばあちゃんは俺がいたずらの後始末をしてる時、ずっと一緒にいた。
自分もご飯を食べられなくても、一緒にいた。俺は思い切り泣いた・・・
ごめん、ばあちゃん。俺、あの落書きだけは消せてないんだ。
あの落書きの横には、ばあちゃんがいる。そんな気がするんだ。
あれから少し大人になった。それでも俺は、今でもばあちゃんを思い出して、
こっそりと落書きする。
「3ゲット!」
- 俺のばあちゃんはすごく厳しい人で、