慧茄さんとモバ友になろう!
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- 2009/5/7 1:36
- カビと共に去りぬ
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- 拝啓、風呂場のカビキラー様。
貴方との出会いは、もう思い出せないほど昔の事になりますね。
最後に共に戦ったのは何年前だったでしょうか。
それからずいぶんと刻が経ち、風呂場のオブジェとして空のシャンプー容器達と同じくその存在を忘れられても、貴方はただただその時を待ち続けていてくれました。
そう、
私が何となく風呂場を掃除したくなるその時を。
「すでに23時だけど、何か風呂場を少し綺麗にしたい気分だお」
(^ω^ )
「えーと、バスマジックリンはーっと…」
(・ω・ 三 ・ω・)
へんじがない
ただのしかばね(空き容器)のようだ
「バスマジックリンの助けなんぞなくても一人で強く生きていけるわ」
(・ω・` )
取り敢えず空容器を全て片して床を擦り始める
数分(秒)後
「無理っす…カビマジぱねぇっす…俺なんて自然の猛威の前には無力な存在でしかねぇんす…」
orz
『あきらめたら、そこで試合終了ですよ』
「あんざ、カビキラー先生!」
「…先生、…風呂掃除が…したいです…」
(ノд<。)゜。
カビキラー無双!!
∧_∧
`( `・ω・)=つ≡つ
`(っ ≡つ=つ
`/ ) ババババ
( / ̄∪
「カビキラーつえーwwww」
ヽ(´▽`)/
貴方は最後に残った力で風呂場の半分をピッカピカにして、そして息を引き取っていきました。
あの後の風呂で、風呂場って、こんなに明るかったのかと目から鱗が落ちました。
まぁ実際壁(床)からカビが落ちてますしね。
本当にありがとうございました。近いうちに新たなる貴方と共に、残りの半分も終わらせます。
……たぶん。
きっと…
…いつか。
…うん。
- 拝啓、風呂場のカビキラー様。