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- 2015/4/30 22:56
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- 今年の2月に母を見送りました
昨年1月に大腸と胃に癌が見つかり、手術ができる状態ではなかったこと、stageⅣ
助かる方法っていうか…希望を持ちたくてネットでひたすら病気を検索して調べて
限られた時間はとても短いものでした
お母さん、あのね…
亡くなったのに、もういないのに何度電話をかけようと思ったかな
親孝行もできないまま逝ってしまった
いつかできるだろうと思ってるうちにね
知識のなかで長くはないだろうと感じていた部分と、もしかしたら抗がん剤と放射線治療で癌なんて消えちゃうかもねっていう期待
一時的に退院もして普通の生活を送って体重も増えたなんて言うから、このまま元気になるんじゃないのって思い込んでた
今年に入ってすぐ胸が苦しいって
すぐに入院して
胸に水が溜まってて
声もでなくなって
緩和病棟に移動したらあっという間
痛みが強くなって呼吸がおかしくなって、素人の私にもわかってた
最期がきたんだって
眠ったまま逝ってしまった
これで痛くない?苦しくはなくなった?
母の闘いが終ったと思うと涙はでなかった
死後はわからないけれど。痛みも苦しみも病気もこれで消えたんじゃないかって思わないとやってられなかったかも
元気なのが当たり前、いつもいるのが当たり前
失って初めて気がつく存在の大きさ
先立つ人もおいてかれる人も同じように辛いと思う
母からは限られた命でも精一杯生きることを最後に教えられた
親が子供に最後に教えた人間らしさ
ありがとう、本当に
まだまだ受け入れられてないけれど、私も自然にまかせよう
- 今年の2月に母を見送りました