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- 2013/9/23 14:28
- #73『小説ス-パ-マ-ケット(上・下)』
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- #73『小説ス-パ-マ-ケット(上・下)』安土敏(著)
【ヨミ】ショウセツスーパーマーケット/アヅチ サトシ
【読後感】GOOD
【評価】★★★★☆(4.8)
【舞台】
・関東
・1969~1974
・石栄ストア・沢辺市センター店
【主要人物】
・香嶋良介(33)…大阪にある西和銀行の社員/石栄ストアの石狩専務の従弟
【つぶやき】
作中にある〈特売立案にあたっての基本的事項〉の一つに「すべての販売促進にストーリーを持たせる」っていう記載があるんだけど…これって、タバサが十年近く前に、マーケティングの勉強をしたときに知ったことで…当時、「新しい発想」みたいな感じで取り扱われてて…タバサも「へぇ!!」なんて感心してたのに…40年以上前からある発想だったんじゃん(笑)…なんか最近、このパターンの発見が多いなw
【プチ情報】
・著者本名:荒井伸也
・1960…住友商事入社
・1970…サミットストアへ出向
・1980…『販売革新』誌に連載
・1981…『小説流通産業』日本経済新聞社より刊行
・1984…『小説スーパーマーケット』に改題
・1996…映画『スーパーの女』(監督:伊丹十三)制作アドバイス
【出版社】講談社
【レーベル】講談社文庫
【刊行】1984.2.15
【初出】1980(雑誌掲載)
【価格】533+税/514+税
【ISBN】9784061831834
【本文頁数】314+279p
【目次】
・プロローグ
・第一章:従兄弟同士
・第二章:小鳥の餌
・第三章:狐狸の里
・第四章:達磨
・第五章:悪意
・第六章:緊急避難
・第七章:台風
・第八章:商売人
・第九章:下新田店
・第十章:釣人たち
・第十一章:企業所有者
・第十二章:粉飾
・第十三章:昇格
・第十四章:倒壊
・第十五章:アイデンティティ
・エピローグ
〔解説〕佐高信(作家・評論家)
〔イラスト〕野中昇
【内容(「BOOK」データベースより)】
一流銀行のエリート社員という立場をかなぐり捨て、地方都市のスーパー石栄ストアに飛び込んだ男。生鮮食品の流通革命にロマンをかける主人公・香嶋の行く手には、数々の恐るべき悪意が渦巻いていた……。知られざるスーパーマーケット業界の内幕を抉り出し、消費者=読者にとって興味つきない経済ドラマ!
- #73『小説ス-パ-マ-ケット(上・下)』安土敏(著)