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- 2013/9/20 14:29
- #72『官僚たちの夏』城山三郎(著)
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- #72『官僚たちの夏』城山三郎(著)
【ヨミ】カンリョウタチノナツ/シロヤマ サブロウ
【読後感】悪くない感じだけど…虚しさが残る
ちょっと違うかもだけど…敗者の浪漫って感じかな?
【評価】★★★★☆(4.0)
【舞台】
・高度経済成長期の日本
・1955~1966
・通産省(霞が関)
【主要人物】
・風越信吾(44)…通産大臣官房秘書課長
【内容】誰彼構わず頭も高いし、腰も重い一風変わったキャリア官僚の風越が、高度経済成長期の通産省で天下国家のために獅子奮迅する
【フレーズ抜粋】
『ひとつのポストについたら、そのポストを死場所と考えろ。その場その場が墓場なんだ』(p321)
【プチ情報】主人公の実在モデル…佐橋 滋(1913-1993)
【出版社】新潮社
【レーベル】新潮文庫
【刊行】1980.11.25
【初出】1975.6(単行本)
【価格】552+税
【ISBN】9784101133119
【本文頁数】334p
【目次】
・第一章:人事カード
・第二章:大臣秘書官
・第三章:対立
・第四章:登退庁ランプ
・第五章:権限争議
・第六章:春そして秋
・第七章:冬また冬
〔解説〕神崎倫一(経済評論家)
〔イラスト〕井筒啓之
【内容(「BOOK」データベースより)】
「国家の経済政策は政財界の思惑や利害に左右されてはならない」という固い信念で通産行政を強引、着実に押し進め、次官への最短コースを疾走する「ミスター・通産省」風越信吾。高度経済成長政策が開始された60年代初めの時期に視点をすえ、通産省という巨大複雑な官僚機構の内側における、政策をめぐる政府・財界との闘いと、人事をめぐる官僚間の熱い闘いをダイナミックに捉える
- #72『官僚たちの夏』城山三郎(著)