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- 2013/9/6 13:59
- #68『フリーター家を買う。』有川 浩(著)
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- #68『フリーター家を買う。』有川 浩(著)
【ヨミ】フリーターイエヲカウ/アリカワ ヒロ
【読後感】主人公の成長っぷりが小気味良い
【評価】 ★★★★☆(4.0)
【世界観】現代社会
【舞台】東京/2007(推測)
【主要人物】
・武 誠治(24)…新卒就職先を三ヶ月で退職
【内容】
再就職できないまま一年以上もダラダラとバイトをしながら、親の脛を齧る生活を続けていた誠治。母親の発病を機に心機一転、土木作業の夜間バイトと並行して就職活動を再開した
【ポイント】再生/成長
【イベント】第二新卒再就職活動
【フレーズ抜粋】
・世の中、道理が通らないことなんて山程ある。みんながどこかで我慢している。だから何でも我慢しろというのはナンセンスだが、我慢のしどころ、主張のしどころというものはある。(P143)
・僻んで甘ったれていた頃の自分をぶん殴りたくなる。一体それで今よりも何かいいものが手に入るとでも思っていたのか、それとも「もっといいもの」が手に入らないことにふて腐れていたのか。(P237)
【出版社】幻冬舎
【レーベル】幻冬舎文庫
【刊行】2012.8.5
【初出】2009.8(単行本)
【価格】648+税
【ISBN】9784344418974
【本文頁数】383p
【ジャンル】現代小説
【目次】
1. フリーター、立つ。
2. フリーター、奮闘。
3. フリーター、クラスチェンジ。
4. 元フリーター、働く。
5. 元フリーター、家を買う。
【after hours】傍観するフリーター
単行本版あとがき
文庫本版あとがき
〔解説〕重松清(作家)
〔イラスト〕トヨクラタケル
〔デザイン〕平川彰
【内容(「BOOK」データベースより)】就職先を3カ月で辞めて以来、自堕落気侭に親の臑を齧って暮らす“甘ったれ”25歳が、母親の病を機に一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?やり甲斐って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長篇小説
- #68『フリーター家を買う。』有川 浩(著)