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    • 2009/5/18 5:30
    • 白、生きて!最後の診察…
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    • 段々と、目に見えて弱って行くのが解りました。 食事を摂るのもやっとです。それでも懸命に頑張っていました。そんな朝突然、「白!白!どないしたんemoji白の呼吸がおかしい!」と子供の叫び声を聞き、驚いて飛んで行って見ると、白は、呼吸困難を起こしていたのです。
      とっさに私は、Drから聞いていた心臓マッサージをしていました。「あかん!今逝ったらあかんで!頑張りや!還ってきいや!」と無我夢中でした。なぜか、今じゃ無いと思ったんです。
      数回マッサージをすると、つかえていたものが取れたかの様に、大きく深呼吸をしました。家族皆がホッとしていると、目を真ん丸くして、『何かあったの?』と言う表情を見せるのでした。なんだったのか…本当に驚きました。
      子供は心配なので「学校を休む。」と言ったのですが、私にはなぜか、不安や心配は、この時はありませんでした。「大丈夫やから。」と送り出し、午前中の内に白を病院へ連れて行きました。白は病院に着くなりグッタリと横になりました。診察を待っている他の子たちが、代わる代わる白を覗きに来るのです。
      (おかしいなぁ)と感じたのですが、本能的に解っていたのでしょうか、クンクンと鼻を寄せてきて、心配そうに見に来るんです。不思議な事にこの日は、どの子も吠えたり、暴れる子がいないんです。皆静かでした。その子たちの飼い主さんが、異変に気が付き、皆も白を囲みました。
      以前私は、白が癌だとは言いたくはありませんでしたが、この時は違いました。一人一人に説明して、「頑張ってるんです。頑張ってる白を見てやって下さい。」と言っていました。皆さんは「よく頑張っているわね!偉いよ!白ちゃんね、忘れないよ。」と激励してくださり、白を褒めてくれました。
      病気と闘う白の姿に同苦し励まして下さる、皆の温かい気持ちを、とても嬉しく思いました。私は必死に笑顔を作っていましたが、診察室に入って思わず泣き崩れました。Drはもう何も言おうとはなさいせんでした。ただひと言、「最期までお水を飲ませてあげて下さい。」と言われました。そして、これが最後の診察になりました。「白、さぁ家に帰ろうね。」

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