☆クロヒゲ♪さんの日記

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- 2009/1/14 9:35
- 今までを振り返って
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- 昭和５７年７月２０日三重県四日市市で僕は産まれた
  その後まもなくお袋は親父の借金が原因で離婚した。お袋は障害者の兄貴と僕を育てる為に昼は飲食店、夜はスナックと寝る間を削って働いた。ちなみに兄貴の親父は僕の親父とは違う人だった。
  お袋が家にいない間兄貴と僕は小さい頃は託児所に預けられていた。
  ものごころ着いた時は、長崎のお袋の実家に帰っていた。そこではおばあちゃんが面倒みてくれたけど一年もせずに肺の病気で天国にいってしまった。
  それから実家を取り崩し近くの町営住宅に越した。そこはほとんどが離婚した家庭ばかりで子供達はみんな僕と同じで片親だった。だからかもしれないけどみんな兄弟のように仲良しだった。でも他の地区からの評判は悪かった。今にして思えば見た目は悪いけど他の地区の人達より子供も親も純粋だった。
  僕が９才の時お袋は縁があって今の親父と再婚した。僕にとっては産まれて初めてのお父さんだった。夢が叶った。今まで周りの友達にはみんなお父さんがいたけど僕にはいなかった事が悔しくて羨ましかった。
  親父は僕と兄貴にホントに心から愛情を注いでくれた。一回悪い事をして学校に呼び出された事があった。その時僕は親父に怒られると思ってビビっていた。でも親父は怒らずに一言だけ言った。『お父さんはおこらないよ。誰でも人間には間違いがあるんだ。お父さんだって間違える。それはしかたない。でも大事なのは同じ間違いを二回三回繰り返したらダメだ。成長しなきゃ。お父さんはそんな人間にはなって欲しくない。わかるなおし、もうこの話しは終わりだ。久しぶりに釣りにいこう』
  あの時から親父は大きくて今も越える事はできない。