SEI～☆さんの日記

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- 2010/7/22 22:34
- 毎年、思うこと。
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- また
  この日が来たんだな…と思う
  
  いつも、時計を見ては
  「まだこの時間は
  そこにいたんだ」
  なんて、考える
  
  そんな事を考えても
  仕方無いのだけれど
  あの時の光景も
  触れた冷たさも
  人の本性の怖さも
  何年たっても
  薄れてくれなくて
  
  …いや、本当は
  忘れてしまうのが
  怖いだけかもしれない
  あの人が「生きていた証」を
  失いたくないから
  
  今日は、大切な人の命日。
  自分が大好きだったその人は
  今でも、多くの人に
  愛されている
  
  世話になった刑事さんからは
  毎年贈り物が届き
  友人からは
  「お線香をあげたい」と連絡が来て
  お墓には、誰かわからないが
  花束やプレゼントが
  そっと供えてあったりする
  
  当時は、
  ふがいない自分などが生き残って…と
  ひたすら罪の意識を感じていただけだったが
  
  今は違う
  
  支えてくれる
  愛する家族や
  同じ境遇の中で
  必死に生きようとしている人達
  あの人を今でも
  大切に思ってくれる仲間がいて
  
  自分は
  あの人に恥じないように
  しっかり生きていくべきなんだ、と思った
  もし逆の立場だったら
  自分は
  そうして欲しいから
  
  「島守の神」と
  沖縄県民から深く尊敬され、慕われた
  島田叡。
  彼は、西郷隆盛の
  「死後慕われる人になれ」
  という言葉を
  座右の銘としていたそうだ
  
  自分の大好きなあの人は
  まさに
  そういう人だった
  
  自分も
  そうなれるだろうか
  
  いや、そうなれるよう
  努めなくてはいけない
  
  そう
  自分を奮い立たせる
  
  「もし、今この瞬間
  大地震があって
  自分か、もしくは大切な人達の人生が終わってしまったら
  
  あなたは、後悔しない？」
  
  以前、そんな質問をしたら
  「そんな事あるわけないから」と
  笑われた
  
  違う
  あるんだよ
  まだ自分がそんな悲劇に出くわしてないから
  悠長に構えていられるけど
  
  いつ何が起こるかなんて
  誰にも
  わからないのだから
  
  それは事件か
  事故か
  病かはわからないけれど
  
  「明日でいいや」と思っても
  明日が来るという事は
  決して
  当たり前の事では無い
  
  だから
  考えてみて欲しいんです
  
  「もし、今この瞬間
  自分か、もしくは
  大切な人達の人生が終わってしまったら
  
  あなたは
  後悔しませんか？」
  
  いつ何があっても
  後悔しないよう
  毎日を精一杯
  生きていきたい
  
  皆さんも
  後悔しないよう
  毎日を精一杯
  生きて欲しい
  
  そう、
  
  毎年
  思うのです。