SEI~☆さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2012/7/22 22:18
- 7.22
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- 雨の降る中
墓前に、女性の姿。
一瞬、他人様の墓に来てしまったかと思った。
彼女達は、こちらに気づいて
「あっ、お久しぶりです!」と声をかけてきた。
彼女達は、何時間もかけて
毎年墓参りに来てくれている。
好きだった色の青…とは敢えて違う
本人が渋い顔をしそうなピンク系の花を供え、
新たに発見した面白い本や、好きだったバンドの最新情報、
友人の笑える話など、
若い子がカフェで話すかのように
墓前で1時間も楽しそうに話していく。
今年はその輪に運良く混ざる事が出来たわけだが、
いやぁ、変な友人が多かったんだなぁ…と
しみじみ思ってしまった。
「類友だよね」と笑うと
「そうですね~」と笑いながら答えてくれた。
そして、
「毎年、もう一大イベントみたいになってるんですよ」
と、楽しそうに話していた。
墓前で話すのを楽しみにしている人って…
やっぱりちょっと変なのでは(笑)
死後慕われる人になるのは
生前、いかに人を大切に出来たか、
人を想えたかによるんじゃないかと思う。
「想い」の強さって、
きっとどんな事にも有効で。
ウチは、いつかまた君に会える時は
「おぉ、久しぶり」なんて
堂々と笑って会いたいんだ。
顔向け出来ないような自分ではいたくない。
迷いや葛藤が無いわけじゃないけれど
君に
誇って貰える自分で在りたい。
君のように
ウチは人を大切に出来ているのかな。
そんな自問自答をしながら
今日もまた、想いを馳せてみる。
- 雨の降る中