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- 2012/2/16 23:31
- 鏡音リンのgood&BadEnd考えてみたリメイク7
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▽俺の家 台所
夕方。
あれからリンは出来たチョコを無理矢理に冷蔵庫へ押し込んだ。
押し込む際に冷蔵庫がチョコでグチャグチャなっていたが…
…あとでリンが居ない時にちゃんと入れ直してやろう。
それからリンは片付けを開始したが…
…もっとゴミ増えてないか?なんでみかんの皮が十数個落ちてんの?掃除の合間合間に食べたの?
っつか片付けをやっぱり手伝わしてくれないし…無限ループってこわい…つかこれ無限ループ以上…
もう開きなおって俺は俺の仕事をすることにした。
「リン。今日の晩御飯は何が良い?」
「みかんスパゲティ」
っと、みかんを食べながら言う。
「…ちょっと美味しそうだなそれ…」
リンの味覚のセンスは凄まじく偏っている。
まず、何の料理が良いと聞くと、『みかんの○○○』というのが絶対だ。
料理には必ずみかんが入れてくる。
みかんスパゲティのように、名前的に美味しそうな料理を作れる時はごくごく稀だ。
前は『みかんのたこ焼』だったり『みかんを卵焼きで直包み』だったり、酷いものだった。
リン自身は美味しそうに食べていたが、俺には半分以上が『とてもじゃないが食べられない物』レベルだった。
俺は一回、反抗はしてみたが、その時のリンの目は本気で怖かった。死を覚悟したくらいに。
その日からみかんを箱買いが基本となってしまった。
今日はみかんスパゲティか…
テレビでスイーツとパスタが一緒になった料理をちょくちょく見るから、多分今回はまあまあ美味しそうな物が出来そうだ。
みかんはジュースにして、それをクリーム風にトロトロにすればいいか。