日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2011/9/10 22:55
- あなたの知らない世界
-
- コメント(2)
- 閲覧(42)
-
-
- それは学生時代に傷めた右膝が日常生活に支障が出てきたので手術入院中の出来事
入院中は暇で売店で新聞・週刊紙・漫画本などを購入して暇潰しの日々でした。
その内に同世代の内科の入院患者と仲良くなりました
そして御互いが購入した漫画を交換して廻し読みスル事に彼は血液の病気で効果が有る治療薬が無いッテ言ってました其から暫くした朝、彼がニコ②しながら一階の自販機ルームに現れました
理由を尋ねると主治医カラ新薬を使ってみようと打診されたと
だから2週間は部屋を出れないと言いました
俺は自分が購入した漫画本を彼の病棟の看護婦さんに渡してくれる様に頼んで定期的に彼の病棟に持って行ってました。
看護婦サンが彼の容体が悪化して とても漫画本を読める状態では無いと聞かされました。
俺は看護婦サンに彼が元気になったら知らせて下さいと頼んで部屋に帰りました。
それから暫くしての事・俺は4人部屋の廊下側のベッドに寝ていたのですが
車椅子のタイヤが廊下を擦る音が聞こえる
それが此方に近ずいて来る廊下の床の方を見ると非常口誘導灯の光り照らせれて影が出来ていて
俺の部屋の前で音は止まり影が見える
視線を床面から上にやると車椅子らしき物に乗った人がいるが真っ黒で表情までは見えない誰!?ッテ小声で尋ねると
いつも本を有難うッテ覇気の無い声が聞こえてきました。
体調が良くなって良かったね!俺はモウ少しで退院ダケドそれまで本は持って行くよッテ言ったら返事が無い
今から煙草を吸いに行くの?俺も行くよ
部屋に帰るなら車椅子を押して行くよ
彼は無言のまま車椅子を反転させて部屋の入口から消えた
急いでサンダル履いて追いかけたケド彼はいない
自販機ルームに行ったケド誰も居ない
煙草を一本吸って自室に戻り寝て翌日の朝食終了後、新聞を買いに行く前に彼の部屋を訪ねたら彼の名前が無いし
彼が寝てたベッドが新しいのと変わってる
俺は病室を変わったのかと思い!看護婦サンに尋ねたら彼は深夜に体調が急変して亡くなったと言いました
俺は悪い冗談は駄目ですよ彼は深夜に車椅子で俺の部屋に来ましたよッテ言ったら
看護婦サンは涙目になって詳しく教えてッテ
そこで俺は彼が亡くなったのを悟りました。
そして詳しく説明して自室に帰ってきました。
これが何度かある不思議な体験の1つです。
- それは学生時代に傷めた右膝が日常生活に支障が出てきたので手術入院中の出来事