Onigiriさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2025/6/29 19:28
- AI感動ホラー劇場
-
- コメント(0)
- 閲覧(1)
-
-
- 【お婆ちゃん】
脚本Onigiri
AI画像生成・作・Onigiri
鈴木福太(5歳)
福太はお婆ちゃん子
お婆ちゃんが大好き
楽しいとき、悲しいとき
いつでもお婆ちゃんは福太の傍で
笑ってくれた
その優しい笑顔が福太は大好きだった
福太
「お婆ちゃん~また怖い夢見たよぉ」
お婆ちゃん
「あらまぁ~、また怖い鬼ババに
追いかけられたのかい?」
福太
「うん!お婆ちゃん助けてよぉ~
ボク、またおねしょしちゃった」
お婆ちゃん
「……いいかい?福太?
今度、その夢を見たら
あっちいけー!ボクは強いんだー!
って言ってごらん♪」
福太
「えー…ムリだよぉ…ボクは弱虫だし…
あの鬼ババすっごく怖いもん」
お婆ちゃん
「福太は男の子だろぅ?お婆ちゃんに
カッコいいとこ見せておくれ♪」
福太
「でも…ボクの夢だから
お婆ちゃんには見えないでしょぉ?」
お婆ちゃん
「ハハハッ、そうかもねぇ
でも大丈夫♪お婆ちゃんきっと見てるから
どうだい?お婆ちゃんと約束してくれるかい?
福太のカッコいいとこ見せておくれ♪」
福太
「……うん!わかった!」
そして、その夜に福太は
鬼ババの夢をまた見たのだ
夢の中で鬼ババに追いかけられ
福太は逃げているが
お婆ちゃんとの約束を思い出し
福太
「あっちいけー!ボクは強いんだー!!」
と、大きな声で鬼ババに叫んだ
すると鬼ババはフッと笑みを浮かべ
福太の前から姿を消した
この活躍をお婆ちゃんに伝えたかった
福太だったが…残念なことに
お婆ちゃんは老衰のため…
翌朝に亡くなってしまった
(葬儀場)
棺桶の中にいるお婆ちゃん
その表情は笑みを浮かべていた
まるで安心したような穏やかな顔
周りの人が泣き、お婆ちゃんは笑う
その不思議な光景を福太はじっと見ていた
そして…涙が溢れていた
それから15年がたち
福太が二十歳になったときに
ふと、あの夢を思い出した
そして福太はあることに気がついた
福太
「あの…鬼ババ…
お婆ちゃんに似てた気がする」
強く逞しく育った福太
お婆ちゃんはきっと今も
天国から笑って見守っているでしょう
END
- 【お婆ちゃん】