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- 2025/5/2 19:54
- AIホラー劇場【シチューの湯】
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- 【シチューの湯】
脚本Onigiri
AI画像生成・作・Onigiri
商店街に佇む一軒の銭湯
旅館のような趣のある外観も人気の1つで
たくさんの客が訪れるらしい
街の人々の憩いの場
銭湯の名も[天国湯]
まさに天国へ行けるような
気持ちの良い湯と言う意味と言われている
1人の女子高生がお客として
天国湯へとやって来た
彼女の名前は寺澤小夜(てらさわ さよ)
高校3年生の18才
小夜
「あ、はい。タオルだけください
ありがとうございます♪」
小夜は受付でお金を渡して
女湯へと入っていった
小夜
「あー、もう!タオル忘れるなんて…
まぁ、しょうがないかぁ…
それにしても受付のお爺さん…
なんでサングラスかけてるんだろ?」
小夜が服を脱ぎ始めたとき
隣にいたお婆さん2人が会話を始めた
キミエ(お婆さん)
「あそこのシチューの湯ってなんで
入れないだべなぁ…」
ヨシコ(隣のお婆さん)
「んだんだ!10代のおなごだけだってぇー!
婆さんをバカにしおってからに!」
小夜
「シチューの湯?」
小夜はここの銭湯に来るのは
初めてであった
実は家のお風呂の調子が悪く
お湯が出なくなり急遽、ここに来たのであった
(ガラガラガラ)
戸を開けると湯煙が立ちこめていた
小夜は身体をシャワーで流すと
さっそくシチューの湯へと向かった
小夜
「にごり湯かな?温度は…
ちょっと熱いけど…イイ感じ♪」
お湯は少しヌルヌルしていて
それが肌に染みわたると
なんとも心地よかった
小夜
「はぉ~、気持ちいい…
なんだかとろけていくような
ねむくなってくるなぁ…」
(その頃、さっきのお婆さん達が
こんな会話を帰り道でしていた)
ヨシコ
「そう言えば最近、この辺で
若いおなごが失踪してるんだって~?」
キミエ
「そだが?怖いっぺねー
くわばら!くわばら!」
…………………………。
受付のお爺さん
「ほぉ~ホッホッホッ
じっくりコトコト煮込んだお肉♪
美味しそうじゃなぁ…
シチューの湯…様々じゃ♪」
おわかりいただけたであろうか?
ここの銭湯の名前は[天国湯]
それはまさに…天国へ逝く
お湯だと言うことだった…
END
- 【シチューの湯】