もぷしー☆★さんとモバ友になろう!
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- 2012/5/25 22:10
- 心に刻む言葉 その2
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- 私には もう理解することの出来ない新しい技術を前にして 全く歯が立たなくとも 十分な時間を与えて欲しい
会話の途中で 私が何を話していたのか忘れてしまったとしても 辛抱強く 思い出すのを手伝って欲しい
その時 私にとって大事な事は 話してる内容ではなく
あなたが側にいて 私に注意を払ってくれているという事なのかもしれない
いずれ歯も弱り 飲み込む事も出来なくなるかも知れない
私の足が疲れ切って もはやバランスを取れなくなったら
あなたが弱々しい足で 立ち上がろうとしていた時に私がそうしたように どうか私に手を貸して欲しい
活力が少しずつ自分の身体から離れていくのを見るのは 難しい事だということを理解して欲しい
以前のように あなたと一緒に走ったり 抱きしめる力がないことを認めることは苦しいことなのです
いつもあなたに 最善を与えられるよう より快適で より美しく より華やかになるよう努めてきました
私がそうなる事を悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい
私を かわいそうだと思わないで欲しい
あなたが人生を始めた時の私の様に
私を理解し 支えてくれる心だけを持って欲しい
それだけで私には勇気が湧いてくるのです
あなたの人生の始まりに 私が付き添ったように
私の人生の終わりに 付き添って欲しい
愛と忍耐によって 私を扱って欲しい
いつも あなたに対する愛情を持って あなたには笑顔で答えたい
親愛なる息子(娘)へ
年老いた親より
- 私には もう理解することの出来ない新しい技術を前にして 全く歯が立たなくとも 十分な時間を与えて欲しい