＊Уцξ＊＊さんの日記

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- 2013/6/27 11:26
- 治療疲れ
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- 久しぶりに日記を書きます。
  
  卵巣癌が発覚して、治療を開始して、丸２年と半年が経ちました。
  
  その間、正直体調的にもう助からないんじゃないかと思った事は何度もありました。
  
  でも今、表面的には誰も私が癌だなんて思わないくらいにまで何でも出来るようになりました。
  
  ガリガリだった体に肉がつき、腹水で膨れ上がったお腹は凹み、毎日乗っていた車椅子も全く必要がなくなりました。
  
  家族に、親戚に、友達に、病院の関係者の方に、薬の開発に携わった方に、献血をしてくれた方に、支えてくれた全ての方に本当に感謝しています。
  
  でもＣＴを撮ると病状は変わりません、寧ろ一番最初に受診した時よりも転移箇所も増え、どんどん進行して悪くなっている。
  
  治療と言っても治っていく訳ではなくて、ただ延命をしているだけです。
  
  それでも良い、何も打つ手がないより良い。そう思う一方で、どこかで私やこの病気で苦しむ方に合う薬や治療法が出来るようにとお薬師さんにお参りしています。
  
  完治、という二文字がとても遠くて重いです。
  
  病気や治療と付き合って生きるのも少し疲れてきました。
  
  でもやらないと死んでしまうし、好きな事も出来ない。
  
  ニュースで色んな薬や治療法が確立されていくのを知る度に、私の中で希望が生まれていきます。
  
  良い治療法が出来るまで、風邪などの感染症にかからないように、手洗いうがいをしっかりして、良い治療法が出来たら万全の状態ですぐに受けられるように、日々気を付けたいと思います。
  
  とりあえず後１０年生きてみたい。そしたら同じ癌を患った人の希望になれると思うから。
  
  当面の目標です。