ハズィ~さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2009/7/20 16:11
- 政治の腐敗
-
- コメント(2)
- 閲覧(27)
-
-
- 「政治が腐っている、腐敗している」というのは良く聞く言葉である。
そういったことを言う原因として“汚職”があるのだと思う。
しかし「汚職=政治の腐敗」ではない。
仮にすべての政治家が汚職をしようとも、それは政治の腐敗ではないのである。
汚職はそれをした政治家本人の腐敗である。
では政治の腐敗とは何か。
それは政治家の汚職を追及できない、政治家を批判できないというような状況である。
抽象的に言うと、国として政治の浄化能力、浄化作用を失うことが政治の腐敗である。
国民国家において政治の腐敗を防ぐのは国民の責務である。
また政治の浄化を行う大きな力はメディアである。
国民は選挙を通じて、メディアは強力な言論の力を用いて常に浄化し続けなければならないのである。
特にメディアにかかる責務は重い。なぜなら彼らが報道しなければ事実は存在しないと同義になってしまうからである。
自分が最近危惧しているのは現在のメディアの言動である。
彼らは政権与党たる自由民主党の批判、バッシングは過分な程の報道をするが、次期政権を担うであろう民主党に対してはネガティブな報道を余りしなさすぎる。
具体的には週刊現代が暴いた小沢一郎氏の不動産問題とそれに起因する裁判の小沢氏側の敗訴や鳩山一郎氏の故人献金問題の追及の甘さなどが挙げられるだろう。
これらの問題が自民党から出ていた場合メディアは我先にと報道合戦を繰り返したであろうことは疑いようがない。
このままメディアがこういった報道姿勢を崩さなければ本当の意味で政治の腐敗に陥るであろう。
- 「政治が腐っている、腐敗している」というのは良く聞く言葉である。