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- 2014/2/6 16:02
- 考察に必要な前提と政策本位の投票行為2
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- それでは他方の政策本位の場合はどうか。各候補者の政策の考察や比較を行うと、どの候補者の政策が最も精緻であるか、個別具体的な政策の有無などが明らかになってくる。それに伴って人物の能力の一端も見えてくる。政策の作成は地域の問題や課題の発見、その分析や考察、対処案の構築といった行動の成果である。政策が精緻であればあるほど能力の高さを示しているといってもいいだろう。また政策には反証可能性を持たせられるため、政策に瑕疵や論理的矛盾・破綻があるかどうかも判明する。
もう少し付け加えると、情熱や熱意の高さも一定程度は判断することができるかもしれない。それは政策の作成には多くの費用を必要とする。それが精緻であればあるほど、より費用を候補者が負担したことになる。当選するかどうか判断できない状況でそれだけの費用を負担したということは思いが強いのかもしれない。
上記の理由から、政策本位の投票行為が人物本位の投票行為に比して合理的な判断が下せる。では実際に現在行われている東京都知事選挙で政策本位の投票行為を行えるだろうか。具体例として四人の候補者、宇都宮健児、田母神俊雄、細川護熙、舛添要一(五十音順)を参考にした。
各候補者は共通してオフィシャルウェブサイトを所持しており、そこから各候補者の掲げる政策を閲覧することができる。閲覧することはできるが、詳細なもの(個別具体的政策)が掲載された政策集が存在する候補者は1名だけであった。また政策をダウンロードできるのは2名であり、政策資料の存在するのは1名であった。
こういった都知事選挙候補者の状況は、政策本位の投票を有権者が行おうとする場合、判断材料としての情報量が足りないという事態を生じさせている。また各候補者が政策を作成するにあたって当然行ったであろう、地域分析や何を地域の課題や問題と考えたか、その課題の分析や考察といったものが見当たらない。これではその候補者が何を考えているかさえもわからない。
実際としては今回の都知事選挙において有権者が政策本位の投票行為を行うのは難しいと言わざるを得ない。
- それでは他方の政策本位の場合はどうか。各候補者の政策の考察や比較を行うと、どの候補者の政策が最も精緻であるか、個別具体的な政策の有無などが明らかになってくる。それに伴って人物の能力の一端も見えてくる。政策の作成は地域の問題や課題の発見、その分析や考察、対処案の構築といった行動の成果である。政策が精緻であればあるほど能力の高さを示しているといってもいいだろう。また政策には反証可能性を持たせられるため、政策に瑕疵や論理的矛盾・破綻があるかどうかも判明する。