ｶﾐﾅﾘ走る夏さんの日記

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- 2010/11/19 15:33
- ラフランスについて好きと単なる依存
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- 洋梨が好きだ。
  ほどよく熟した洋梨の甘さが最高だ。
  大好きな洋梨がなくなったら、僕の唯一夢中になれる果物がなくなる。
  
  ぼくは、全く果物を食べない食生活をしていた。単に好き嫌いがとても多く、果物を避けてきた理由からだ。
  
  洋梨に初めて出会ったとき、独特な味がすると説明を聞きながら、ふと、食べた。
  
  好き嫌いが激しく果物をほとんど食べたことがない、僕には想像することはただ一つで、梨みたいなものね、と思って食べた。
  好き嫌いの多い僕にとって林檎と梨は数少ない食べられる果物に部類される。
  
  洋梨を口にした。
  
  洋梨は、梨よもクリーミーな感じがして林檎より味が濃厚。どちらに比べても舌触りがキメが細かく滑らかだった。そして柔らかい。
  
  美味しい。
  
  洋梨が好きになった。
  
  食べ頃の洋梨は最高。
  
  今好きと思える唯一の存在だ。
  
  洋梨がなくなることは、すごく悲しい。
  
  唯一の好きな存在がなくなるということは、つらい。
  
  大事にしていたものがいなくなるのはつらいです。
  
  ラフランスについて考え、そう思いながら、僕は煙草を吸う。
  今、意味もなく煙草を吸い続けている。