☆NORI☆○さんの日記

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- 2011/3/18 22:51
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- 私は12日の姉の結婚式のため、11日大宮に向かいました。
  
  地震発生時、茨城県あたりを走っていました…ｶﾞﾀｶﾞﾀという激しい揺れ…緊急停止のためのブレーキ…すごく恐怖でした。
  
  止まったのは橋の上…降りることも出来ずそのまま6時間近く閉じこめられました。
  
  情報がないままﾌﾞﾚｰｶｰが落ち、車内ｱﾅｳﾝｽもなくなりました…
  
  時間だけが過ぎ、ﾄｲﾚは使えなくなりました。だんだん暗くなり車内は真っ暗になりました。
  
  親切なおじさんが、段ボールとビニール袋でﾄｲﾚを作ってくれました。この状況の中みんなが協力し合いました。
  
  車内は寒くて寒くて、そして真っ暗で…ありったけの服を着込んでしのぎました。
  
  10時近く…ようやく新幹線から降りられました。線路を歩き、たどり着いた先には…たくさんのバスがありました。バスに乗り、那須のホテルに着きました。ホテルに入ると多くのｽﾀｯﾌが待っていました。あたたかいおにぎりを１人2個もらいました。おにぎりの暖かさが本当に、本当に嬉しくて泣きました。
  
  12日、姉の結婚式には…間に合いませんでした。ホテルから体育館に移動し、待ちました。体育館は寒かったけど、新幹線の中に比べたら…
  
  お昼になり、たくさんの人がおにぎりを配ってくれました。暖かくて…一度のこんなにたくさんの人が避難してきたのに、那須の人達はとても優しかった。
  
  おにぎりの暖かさも、電気があることの大切さも、人の優しさも…今までこんなに感じたことはありませんでした。
  
  親戚・友人…まだまだ連絡がとれないままです。また、多くの人達が亡くなり、多くの人達が避難所で生活しています。
  
  今の私には電気も、食べ物も人の暖かさもあります。この日記を読んでくださっている人達もきっと、持っているはずです。
  
  それだけあれば、私は何でも出来るような気持ちでいっぱいです。
  
  この想いを伝えたくて日記を書いています。