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- 2013/5/12 22:05
- 今川義元公の胴墓
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- 歴史散策
5月になってから母と
長篠城跡 設楽合戦跡に
2回行ってきました
一番好きな合戦だからね
でも今回は家から15分ぐらいの所に
思わぬ人のお墓があった
今の静岡県あたり一体の駿河国の領地を納めていた
【今川義元氏】
私の地域は戦国時代は
東は今川氏
西は織田氏 徳川氏
北は武田氏と
今川領だったり
徳川領だったり
地元の殿様はどっちにも
付きたくなく
各地の軍が入り乱れての
国取り合戦場所でした
今川義元は桶狭間の戦いで
織田信長軍に討たれました
桶狭間はここからで2時間ぐらいいった
今の名古屋のあたり
義元が討たれ愛刀と首級は織田軍に持ち去られましたが
首の無い胴体は家臣が担いで駿河へ落ちていくのですが
義元が討たれたのは
今の初夏ごろ
追ってに追われながらの道のりは遠く思っていたより損傷もひどく
あえなく駿河の途中
豊川市の牛久保にある
今川氏のお寺で供養する事にしました
お寺の手水鉢(杓がおいてある手を洗う所)の上に
胴体をおき墓石として
とりあえずの供養をしてもらったそうです
その後 義元の嫡男は
駿河には移さずに
3回忌をそのお寺で済ませ
その後も供養を住職に託したそうです
義元の首級の方は家臣が
織田の人質と交換で返してもらっています
胴墓がこんなに近くにあるなんて
地元の人も知らない人が多いです
ひっそりとしていて
のぼりがなければわからないぐらいに
小さなお墓です
目の前に飯田線が通り
景色が綺麗なのどかな場所です
近所の方が花をあげてくれてます
最近では歴史好きな方が来てくれるそうです
駿河に帰りたかっただろうに…
今川領地の名残が多いこの地域なので
心が痛みます
公家もどきみたいに言われ桶狭間戦いのこともあり
武将の中では人気がない義元ですが
領地を広く納め
決して愚将なわけではなかったと思います
享年42
5月19日が命日です
大聖寺 胴塚
こんど行く時は
お花を持って行こう
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