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    • 2009/3/14 18:38
    • 影朗 6
    • コメント(2)
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    • ようやく、あの白い建物に戻ってこられたのは、夕日が沈みかけているところだった。
      ユリアとヤランが白い建物に入るなり、
      「ユリア!!」
      と少女の声がした。
      「春流。」
      だった。彼女はこちらに駆け寄ってくる。
      「お帰りなさい。それからご苦労様。この人が…?」
      「えぇ。とにかく、中佐に知らせてこないと…。」
      「わかった。私が中佐に伝えてくるね。たしか、もう戻ってきてるから。」
      こう言って春流は走り出した。ユリアとヤランも春流を追うように歩き出した。あの扉を開けて中に入っていくと中には人が二人いる。もちろん、一人は春流だ。もう一人は椅子に座っている。深緑の髪でやはり黒の団服を着ている男性だ。それから…彼の赤い瞳が人間ばなれしているように見えるのは何故だろうか。どうみても人間の目なのだが、何故かそんなふうに感じてしまう。
      「おっ、ユリアお疲れー。」
      「いえ…、連れて来ましたけど。」
      「ああ、じゃ、春流。みんな呼んできてくれるか?」
      「ハイ、わかりました。」
      「…っと、いちよう、俺はウェイム・ストローテ。影朗の中佐だ。よろしく」
      「はい、よろしくお願いします。」
      軽く頭を下げるヤラン。
      バタリと扉があいて春流が戻ってきた。
      ほかに、コウダに秋信と水色の短い髪で黒い瞳の少女だ。もう一人は、頭に赤いバンダナを巻いた、茶色の髪で緑瞳だ。二人とも黒い団服を着ている。
      「で…自己紹介するか」
      ウェイムがいうと
      「俺は秋信・エトルシャンだ。」
      「俺はコウダ・ウルト、よろしくな。」
      「私は星翠 春流(せいすい はるる)。」
      「僕はサツキ・ロチェイ。」
      バンダナをかぶった少年がいった。
      「私は雪菜。よろしくね。」
      水色の髪の少女が言う。
      「これがうちの支部のメンバーだ。これからたのむよ。ヤラン・アズト君」
      「ハイ!!」
      と返事をした。
      「じゃ、いったん解散ねー。あ、ユリアとサツキとヤラン君は残ってくれる?」
      「はい?」「わかりました。」
      三人が残りほかの皆は出ていった。
      「二人はヤラン君にここのこと説明してあげて。」
      「…また、あたしですか?」
      少しムッとしてユリアが聞く。
      「サツキもいるし、もうひと頑張りして。」
      ニコニコ笑いながら言うウェイム。あきれたようにユリアは
      「ハイハイ、わかりましたよ。じゃ、いきましょ。」
      こう言われてユリアとサツキとともに部屋を出た。

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