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    • 2009/3/12 21:46
    • 影朗 5
    • コメント(3)
    • 閲覧(12)
  • "アバター"
    • 「お前らは何者だ?」
      とその大柄な男がいった。おそらく彼がこの山賊の頭であろう。
      ユリアはその男の質問には答えない。
      「俺らの縄張で好き勝手やりやがって…。覚悟はできてるんだろうな…?」
      男はユリアを睨み付ける。
      「あら、仕方ないじゃない、だって“仕事”なんだから。」
      ユリアがちゃかすように言うと男は、この小娘が!!と言いつつ大剣をふりおろした。身軽にその男の攻撃をかわしながら距離をつめ、男の右肩を切りつけた。
      「っ!!」
      肩をおさえ、しゃがみこむ。
      「退きなさい。別に貴方たちの縄張りを荒らしにきたわけじゃないわ。」
      くそっ、とつぶやきつつ男と山賊たちは退いていった。
      「……フゥ…、あ、そうだ。貴方…大丈夫?」
      少年に声をかける。少年はこちらに近づいてくる。
      「あ、大丈夫です。」
      「そう、良かったわ。それで貴方、名前は?」
      「ヤラン・アズト…」
      おずおずと少年、ヤランは答えた。
      「ヤランと言うのね。あたしはユリア・エリーツェ。それから貴方、行き先は?」
      少し間をおいてからヤランは
      「確か…影朗。」
      と自信なさげに言った。
      「秋信の言ってたとうりだったわね…、あぁ、あたしはその影朗よ。ついてきて。」
      先に進み出すユリアにあわててついていくヤラン。
      「あの、この辺りって…?」
      「ここはルー山脈ねルス山、ルート村の近くよ。」
      そうなんだ。と返しつつ、かなり道を間違えた、と考えこむ。

      無事、新人である、ヤランを見つけたユリアは影朗へと戻ってゆく…。

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