黄昏猫@ﾇｯｺﾇｺさんとモバ友になろう！
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- 2010/7/11 2:12
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- 玉響
嗚呼
胸元に薄紅の貴方の形ぞ残れり
唇に面影き艶々の余の香は今昔
徒らに時は流れ便り無き花は枯れていく
音もなす人も無くに水面にまた一滴
水色の玉響ぞ何故この身に幾度も
一人寝の寂しきにまた衣を濡らす
文無きや文無きや思いはまだ遠く
山の端に久方の色濃い日が出る
清か
――――
カゴノトリ‐弐式‐
青い月明かりひとり夢見てた
誰も知らない小さなその願い
明日こう言おうあの人にこう言おう
空に星見上げ大きな目に涙
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
赤い花あなたに白い花わたしに
少女の恋心今昔果てしなく
赤い花あなたに白い花わたしに
寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥耽々 寵鳥耽々
寵鳥淡々
――
鬼姫
逮夜斉灯たき祭文読む鳥
逮夜斉灯たき祭文読む鳥
‐晒笑‐
夕星を手挟みて俯瞰す美しき姫は
その双眸をもて差す手とし舞々神楽
兆しは八逆
金銀の香炉よりけぶりけぶりにし人
ほろほろと落ち乱る木の葉のやうに
あな煌ら剰えたゆたふ御灯明よ
あな煌ら現れはたゆたふ身明かし夜
鳴りや黄泉路へと厭ひ憂き夜嘆ひても
果てし狭霧を嗚呼厭ひ浮世嘆ひても
事切れぬ業火は無二芳香
叶わぬなら我が鬼を成りこぼさん
- 玉響
