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- 2010/9/24 4:36
- 『オールド・ドッグ』映画評論055
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- 『オールド・ドッグ』
出演:
ジョン・トラボルタ
ロビン・ウィリアムズ
ケリー・プレストン
セス・グリーン
マット・ディロン
バーニー・マック
エラ・ブルー・トラボルタ他
★★★★★☆☆
女運の無いダン(ウィリアムズ)と独身貴族のチャーリー(トラボルタ)は、三十年来の親友であり、ビジネスパートナーでもある。
二人が、仕事上での生涯最大規模な契約を目前に控えていた時、その災難は前触れも無くやって来た。
契約のプレゼンを間近に控えて、精神的にナーバスになっていたダンは、とある女性にラブレターを出す。
その女性とは、八年前にマイアミで知り合い、会ったその日に結婚し、その日の内に離婚した、
ビッキー(プレストン)の事だった。
当時のダンがやはりナーバスだった事は言うまでも無いが、実は彼は、未だに『その日』の事を後悔していた。
『衝動的に結婚した事』を悔やんでいるのでは無い。
『衝動的に離婚した事』を悔やんでいたのだ。
やがてビッキーから返事が届き、二人は再会する。
そしてその場で、ダンは二人の子供を紹介され、衝撃の告白をされる。
ザックとエミリーは、今年七歳になる二卵性の双子。
そしてその父親が、ダンであると。
こうしてダンは、二人の子供を預かり、二週間を過ごさねばならなくなる。
その災難は、親友チャーリーをも巻込み、あらゆる苦難を彼らに与える。
──しかし二人は、その二週間を通じて、
『本当に大切な事』
を、気付いていく。
◇
トラボルタとウィリアムズの初共演が実現した、家族で楽しめるファミリーコメディ。
彼ら二人は十分笑わせてくれるが、見所はそれ以外にも色々。
ビッキー役のプレストンは、勿論トラボル
タの奥様であり、エミリー役のエラ
ちゃんは、トラボルタの実子である。
トラボルタは昨年一月に、旅行先で長男ジェット君(享年16歳)を不慮の事故で亡くしている。
本作はその事故以前の作品だが、彼らの子供に対する暖かみが、作品全体から滲み出て来るのが良く解る。
そして、『オーシャンズ11』シリーズでお馴染みのバーニー・マックもまた、本作が惜しくも遺作となった。
- 『オールド・ドッグ』