タマジさんとモバ友になろう!
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- 2012/5/15 21:04
- 不発弾in our room Ⅱ.
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冷蔵庫「ポォン!」
正月から数ヵ月…。
定期的に内部(卵)爆発を繰り返す冷蔵庫をオレ達はただただ傍観するしかなかった。
オレがアメリカ人だったら産んだニワトリを捕まえて訴状を送っていただろう。
爆発卵を産むな、と。
ひとしきりの爆発を終え、平穏な日々を送り続けていたある日…。
ヤリチン「なぁ、また飛んでるよ」
また、というのは。
ここ一年で発生した謎のハエである。
そのハエはかなり小さく、浮遊する様は柔らかな軌道を描きながらもどこか頼りなさげ…。
しかもここ最近はやけにその数が多い気がする。
だが原因は、部屋に住む全員が理解していた。
一同「<あれ>だろうに…(-_-;)」
そう!
愛すべき冷蔵庫ちゃんである!
その冷蔵庫からハエが産まれているのはわかっていた…ので隙間という隙間は二重以上にガムテープで塞がれていた。
開かずの冷蔵庫、である。
だが内部でハエが大量発生したらしく、幾重にも張り巡らされたガムテープの隙間の隙間から…、
ハエの死骸が漏れ出す始末。
もういい加減ヤバいだろう!
ここにきてようやく我々、職人4人は立ち上がった!
職人A「おれが去年…この冷蔵庫に仕込んだバナナが原因だろう…こんな事になって…」
おれ「いやオレだって卵入れたまま毎日飲みに行って自炊もせず…!」
職人B「いや、みんなの責任だ。オレも食いかけの納豆を再度インした」
様々な告白、懺悔が続く…。
だが論点はそこじゃない。
一同「で、誰が開ける?」
結局、当時のグループのヨゴレ担当、通称毛虫(当時24)が開ける事になった。
開ける当人以外は冷蔵庫から二メートルは離れ、怖いもの見たさで少しワクワクしていた。
ヤリチン「カウントダウン入りまーす!5、4、3、2、1…」
緊張の一瞬。
ぱかっ…。
毛虫「うぎゃああいああうあああ」
開けた瞬間、
謎の奇声を発し、
冷蔵庫のドアを再度閉めて倒れた毛虫!
毛虫「ッッおうぇ…!くせぇ…まじくせぇ…しかも…」
しかも?
毛虫「…中身真っ黒だった」
次回、全ての真実が明らかに。
そして冷蔵庫との最終戦に挑む。
最早節約話は宇宙の果てだ。