星原さんとモバ友になろう!
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- 2013/1/7 7:19
- アタリマエ
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アタリマエのこと。
考えるまでもないこと。
アタリマエの矢印は二つの出口があって、考えることを放棄したものと、考えてしまうと説明にならないものがある。
最近、いちいち格好つけた言葉を言うところが嫌いだと言われた。
正確には、そういう言葉じゃないと気持ちがこもってないって言うようなところが。
たぶん、本人はあとで誤解だって釈明できるんだろうけど、全然誤解じゃない。
パートナーってのは、そういうもんだ。
きみは俺の言葉が好きだって言ってた。
小説じゃなくても、なんでも。
実は俺もそうだったんだなと思う。
本気で自分のアタリマエを誰かに説明しようとすると、ひとつの物語ができる。
決して他人と相容れない物語が。
食べることより飲むことより、生きようとする想いが、そのアタリマエになる。
始めから、誰にも理解できないものを書けばよかったよ。
それが、それこそが、自分だから。
どんなに汗水流して生計を立てても、それが生きることじゃないって、いつまで言えるだろう。
赤ん坊見たらわかることなのに、思い上がるんだよ、人はさ。
想いは言葉になる。どんなに不出来な物語でも。それさえあれば、それだけがあれば。
だからもっとずっと不出来だった自分を少しだけ誉めてあげたいんだ。
ときどき無性にやるせなくて、バカらしくて、憂鬱なことがあるんだ。
それをひっくり返したら、自分のアタリマエがそこにあるんだって思った。
生きて
喚いて
歎いて
そのカウントが停まるまで
誰の言葉も知らない振りをして
あなただけの奇跡を