星原さんとモバ友になろう!
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- 2012/8/21 4:23
- 終リ無キ世ノ
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昔、この国はきっと、憂いをともに感じ、慶びを分かち合い、ともに育むことで共生する社会を築いていた。
当然、そんな社会なら大切なものがある。
想い計り知ること。
気遣いや配慮や、仁や徳。
だから、相手との関わりを大切にする社会は、相手を傷つけない『しきたり』を育んでいったのだろう。
赤ん坊が生まれたら、隣近所で祝い合う。
近隣で飲食をともにすることも日常。
どこどこのケンちゃんが名門の高校に合格したんだと聞けば、町をあげてお祭り騒ぎに。
競争することは、人の性だろう。
けれど、手を取りあいたいのも、人の性なんだ。
何年も反省をしてきたはずのこの国は今も、変わらない戦争をしている。
ただ形ばかりのしきたりと常識が残り、さらに社会は窮屈さを増してしまった。
木に登っているだけで幸せだった。
だから、争い虐げてまで勝ちとろうとする自我に、終りを与えてしまいたくなるんだろう。