゜*。真規。*。さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2015/4/10 4:27
- 2015年4月10日(金)
-
- コメント(0)
- 閲覧(6)
-
-
心が叫んでいる。
愛しいあの人に届く訳がないから、誰にも聞こえないようにと声を押し殺して。
届かなくても、心はやっぱり止められなくて…
どうしたらいいかわからないと、息が出来ないと、叫んでいる。
人間らしいようで、らしくない自分。
表面上は、インプットされたマニュアル通りに忠実に動くロボット。
熱を帯びていない目。
硬く閉じた唇。
そして殻の中には、冷たくなった自分。
本当はこんな風になりたくなかった。
やっと見つけた幸せだと思っていた。
向き合っているつもりでも、一部蓋をしていた。
望まぬ方角へと向かう大きな川の流れを堰き止めようと、必死になって即席の柵を立てて来た。
そうやって誤魔化さなければ自分を保てなかったから。
正直でいる事を嫌うようになった。
許容されないと知ってからは。
ただ、暖かい時間を過ごしたかった。
それらをよく噛み締めて、くしゃっと笑い合いながら時を重ねて行けたらと、そう思っていた。
夜空を仰ぎ、瞬く星々の輝きに焦らされるかのように、現実とは程遠い自分の未来に想いを馳せていた。
手に入れたいと願い、足掻いた。
もう自分は動けないのだろうか。
原動力となるものを失ってからの自分は、とてつもなく脆弱な生き物だ。
僅かに残るエネルギーは不安の餌食に。
余力が、立ち上がる力がもう…。
受け入れ難い現状を前に否定しか出来ない弱い自分。
あの日あの時、とても幸せだったのに。
壊したくなかったのに。
普通でいたかったのに。
普通に生きて行きたいのに。
始まりが悪かった。
この世に産み落とされた瞬間からも、二人の関係も。
ボロボロでどうしようもない今を変えたいなら、前を向きたいなら立ち上がるしか道はないのに、もう心が使い物にならないなんて。
ああ、今日もまた、擦り減って行く。
築き上げたものが、心が、磨り減って行く。
今日も独り。
明日も独り。