ﾅオにｬん+･ﾟさんの日記

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- 2011/7/19 3:46
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- 大事に大事に
  みんなの手によって
  棺が運び込まれました
  
  火葬が始まり
  なおみと車の中で色々話し
  戻ると
  
  なおさんですよね?
  と話し掛けられました
  
  戸惑いながらも話を聞くと
  彼は
  あの震災直前
  2時までみんと一緒に仕事をしていた
  会社の方でした
  
  いつも話聞いていましたよ
  まつｴｸとﾈｲﾙの店やってるとか
  
  と
  
  号泣しながら
  たくさん話をしてくださいました
  最後に会ったの自分だから
  あの時仕事が終わって何かがあって
  俺が引き止められていれば...
  と悔やんでおられました
  
  彼はもちろん
  悪くなんかないし
  
  なおの知らない人が
  なおの事を
  みんがこうやって話していたと聞けただけで
  もう充分です
  
  なんか笑えました
  
  不思議な感じがして
  
  ありがとうございます
  
  みんのおばさんたちに
  お寺さんに納める時も
  是非来てね
  連絡するからね
  
  と言っていただき
  
  おばさん宅でみんなで手を合わせ
  みんとご両親と
  ご親戚お2人のご冥福を
  心から祈りました
  
  やっちゃんに
  こうやって食べてみんなで笑う事も供養になるからね
  と言われ
  
  ここにみんの姿はないけれど
  なんだかみんなと一緒にﾃｰﾌﾞﾙを囲んでいるような気がして
  
  あーそうだった
  みんは大事な周りの人や友達たちが
  悲しんだり苦しんだりするのを
  とっても嫌う人だから
  
  笑って見送らなきゃな
  と改めて思いました
  
  帰りに少しだけ
  大川に寄りました
  
  震災直後は車ですら来れなかった大川小学校
  
  道ができていて
  折れて流れてしまった大きな橋も架かっていました
  
  重機がたくさんあって
  瓦礫の残骸や大きく盛られた土の山
  
  犠牲になった小学校の児童や地元の方々へのたくさんのお供えや塔婆があり
  
  みんの家はあそこら辺だったねー
  なんて話ながら
  しばらくぼーっと眺めていたら
  
  足
  一瞬で4箇所も蚊に刺され
  
  ちょ
  まじ石巻来る度に
  奴はなんかやらかしてくれる!!
  とみんのせいにして
  笑いながら帰路へ
  
  車を停めていた道の駅で
  ひでみたちと合流し
  数分話して
  三陸で帰りました
  
  いつの間にか愛車に侵入した
  しつこい蚊と闘いながら..
  相変わらずの爆音喪服女は
  行きのﾓﾔﾓﾔはいつの間にかぶっ飛び
  
  なぜか
  なんだか少しすっきり
  
  運転しながら
  なおはなおの大事な人達を
  みんに負けないくらい
  大切にしていこう
  と強く思いました