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    • 2011/7/23 4:08
    • ロンリー山登りの巻
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    • 何もない地方だからこそ、見られるものがある。


      空に咲く星。


      此処では空に星が咲くのだ。

      その美しさと言ったら筆舌に尽くし難い。

      日本人は元来、空を眺める生き物である。

      この地に生を受けたからこそ、自然に抱かれて生きているからこそ、私たちは星を見るべきである。

      が、実際問題そうは行かない。


      なぜそうは行かないかと言うと、若者の大半は星なぞ見ずに夜な夜なにゃんにゃんしてるからである。


      敢えてにゃんにゃんと表記したが、特別隠語としてのにゃんにゃんではなく、純粋無垢な意味でのにゃんにゃんである。


      彼氏と彼女が一つ屋根の下にいたときにおこるにゃんにゃんである。


      くっそ…リア充爆発しろ…


      私はそんな破廉恥な若者に警鐘を鳴らすべく、愛車【眠れぬ夜の暴走機関車號】で一人夜の山を登った。


      登ったはいいが、怖い。

      夜の山って、凄く怖い。

      登ってくうちに遺体焼却場やらお墓やらがあったと思えば


      急に砂利道になって突如真っ赤な鳥居が現れたり

      野良猫が前を横切ったときは勢い余って脱糞しかけた。


      この辺りで完全に心が折れた私は、一目散に山を掛け降りる。


      こうして山を掛け降りる間に、どこぞの若者は幸せの絶頂を掛け上がり、朝になれば少しの恥じらいと共に愛の巣を発つだろう。

      星なぞ見なくてもリア充は幸せなのだ。


      一方私と来たらただ無意味に暗闇に挑み、恐怖心に駆られた挙げ句脱糞しかけ、あまつさえ星さえ見る余裕もなかった。


      ここに私の社会的敗北がある。


      いくらかの皮肉と自虐を込めて。



      リア充爆発しろ

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