コウ♪さんの日記

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- 2010/5/16 0:16
- 今年もそろそろ
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- ※①から読んだ方がわかりやすいかと
  
  あとは月頃…
  今年は雪が多かった為か体調を崩す患者様も多く
  今の今まで話して笑い合ってたのにほんの数分後には…
  
  という事があり、皆気がはってたのですよ
  
  ある日仲の良かったおばぁちゃんと冗談で
  
  『私が逝く時はお礼いうちゃるけん』
  
  『またまたぁ』
  
  って会話をしてたのですが
  それから数日後に肺炎で寝込まれたのです。
  
  『もう充分生きたけぇね』
  『あんたとの会話楽しかった』『一緒に桜見たかったねぇ』
  
  って会う度に話し掛けてくれてたのですよ。
  
  そしたら夜勤の日に
  深夜巡回に行ったら
  虚ろな瞳でそのおばぁちゃん
  
  『そこどいて行かんといけんのぢゃけそこの人が通れんぢゃろ』
  
  って語気だけは強くｺｳの背後を見ながら言うんですよ
  いつもとのギャップとか深夜って恐怖に
  
  『今日はもう遅いけぇ何処にもいけんよ誰もおらんけ寝んちゃい』
  
  って、布団かけ直して早々に離れたのですが
  そのあとはコールやらでドタバタして
  結局帰る時も顔を見ないまま疲れて帰路についたのです。
  
  んで昼前に布団に入って寝たのですが
  
  夢の中にそのおばぁちゃんが出て
  
  『ごめんね…きつぅ言うてごめんね桜一緒に見られんわ。あの人が逝くよって。ごめんね』
  
  ってずっと謝るんですよ
  
  たしか病院の桜の木の下を車椅子で一緒に散歩しながらって感じだった気が
  
  んでなんかすごく泣けてきてﾊﾞｯて起きたら12時37分。
  だぁだぁに涙でほっぺが濡れてて
  『今日、あんな事があったけぇ気が高ぶっとんかな』
  
  ってもやもやしててそのまま起きてたんです。
  
  んで次の日早出で朝方病院行ったら
  そのおばぁちゃんのベッドが空いてて
  その日の夜勤者さんが駆け寄ってきて
  
  『○○さん昨日の昼亡くなっちゃったんよｺｳちゃんの名前呼びながらごめんねって謝ってたけどなんかあったん？』
  
  って…
  
  電子カルテの記述みたら
  12時31分死亡退院と。
  
  会いに来てたんだって思った
  偶然かもしれないけど
  てか思い込みかもしれないけど
  重なり過ぎて
  不思議な事を信じずにはおれんかったですね
  
  二つ目は怖いと言うより少し切ない話になってしまいましたが
  本当病院は生と死の世界だと日々思います。
  
  まだリアルホラーな話は一杯あるのですが…
  
  残りはもう少し暑くなってからで
  
  って訳で今回はこの辺で
  長くなりすぎた
  ではでは