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- 2011/5/2 10:10
- 第323話 世界の果て
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- 空を見上げれば、その異変に気付くことだろう。天は、地中のバロメーターであるのだから…
この世界は、全てが表裏一体。まるで、私達が普段使用している十円玉の様なものかもしれません。
もうそろそろでしょうか。来て欲しくは無いものがやってくる。実際、一ヶ月前であると思っていたのですが、採取データと過去の映像を繋げることは、困難なものなので…
五月十二日…星が一直線に並ぶ。その前後から…我々の大地に大きな異変がみられることでしょう。
異変の始まりは、電子の海に入りこんだところから…入口付近は、薄かったり、濃かったり…
科学者のいうことや常識を鵜呑みにしては、いけないということでしょうか。
地震は、恐ろしいけど、もっと怖いのは、この星自体がスリップすること。ポールシフトと呼ばれるもの…僅かな軸のズレで世界は変わる。世の中には、百八十度ズレるなんて言ってる人もいたけど…そんな事態になったら、地球上の生物は皆死滅してしまうでしょう。過去、星の衝突でも…23度の変化で済みましたし、あと三度は、こうした世界が続くはずですから…
間もなく巨大な揺れがこの大地を襲うでしょう。大きな被害を残して、再び巨大な地震が襲うことでしょう。人は、皆絶望の淵に立たされることでしょう…その間に、他国からの進軍や狂信的な者の脅威にさらされるかもしれません。秋の空も絶望色に染まり、いっそのこと死んでしまった方が良いくらいに…
ですが、数スパンをおいて世界で未曾有の大災害が起こるでしょう。決して、この国だけの問題では、ありません。
気がついてみたら、世界地図を書き直さなくては、いけなくなるかもしれません。ですが、明けない夜は無いという言葉がある様に…希望はあります。
何度も、小説コラムに書いては、消しての繰り返し…アキラ君との出会いに始まり… 人生とは、素晴らしいものです。無限の可能性がある。許された時間の中で自分を如何様にも、輝かす。地獄も天国も表裏一体。
肉体は、永遠ではありませんが…貴殿方の魂は、不滅です。何も絶望を感じることは、ありません。一人になったとしても、私は貴方の兄弟であり、皆一つの家族なのですから…
私は、好きですよ。この世界を…
- 空を見上げれば、その異変に気付くことだろう。天は、地中のバロメーターであるのだから…