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- 2015/12/8 22:27
- 森美菜さん
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- 「体が痛いです。体が辛いです。気持ちが沈みます。早く動けません。
どうか助けて下さい。誰か助けて下さい」
居酒屋チェーン大手「ワタミフードサービス」の新入社員で、平成20年6月に過労自殺した森美菜=当時(26)=がのこした手帳の文面だ。
日付は5月15日。
美菜は入社後1カ月半でこれを書き、1カ月もたたずに亡くなった。
和解 決着したのかな…美菜さんの「助けてー」が今頃になって聞こえて来た気がする。
ワタミグループの居酒屋「和民」で起きた過労自殺の遺族が、ワタミや当時代表取締役だった渡辺美樹参院議員(自民党)らを訴えていた訴訟が8日、東京地裁で和解した。
渡辺氏らは法的責任(安全配慮義務違反など)を認め、1億3千万円超を連帯して支払う。
若者を酷使する「ブラック企業」批判にさらされた企業の責任を問う裁判は、ワタミ側が過失をすべて認め、謝罪することで終わった。
訴えていたのは、過労自殺で娘の森美菜さん(当時26)を失った父豪さん(67)と母祐子さん(61)。
美菜さんは2008年4月、ワタミ子会社のワタミフードサービスに入社し、神奈川県横須賀市内の店に配属された。同年6月に社宅近くで自殺。月141時間の残業があったとして12年2月に労働災害に認定された。
遺族は、渡辺氏の経営理念が過酷な長時間労働を強いるワタミの体制をつくったとして、渡辺氏個人の責任を追及。裁判で渡辺氏は「道義的責任はあるが、法的責任はない」と争う姿勢を示していた。和解で渡辺氏は「自らの経営理念が過重労働を強いた」「最も重大な損害賠償責任がある」と認めた。
和解内容には、研修会への参加や課題リポート作成に必要だった時間を労働時間と認めて残業代を支払う▽給与から天引きしていた書籍代や服代を返金する――などの内容も盛り込まれた。
遺族は、逸失利益などに加え、過酷な労働を強いたことに対する約7千万円の「懲罰的慰謝料」を加えた約1億5300万円を求めていた。遺族代理人の玉木一成弁護士は「(ほかの社員への残業代支払いなど)判決では認められない内容まで入った。勝訴以上の成果だ」と評価した。
2008年4月 森美菜さんがワタミ子会社ワタミフードサービスに入社
6月 美菜さんが社宅近くのマンションで自殺
2015年12月 8日 和解
- 「体が痛いです。体が辛いです。気持ちが沈みます。早く動けません。