えてんさんさんの日記

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- 2018/6/14 1:12
- 半兵衛
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- 友人とはよく行くが夫とは年に一回くらいしか行かない。
  でも年に一度は行く。何故なら思い出の居酒屋だから。
  　
  
  ヤカンからビールをコップに注ぎつつ、だらだらと飲んできた。
  「ねぇ、すいとんって何？」
  「なんだろ。どろどろしてそう」
  「サザエさんでカツオがおかわりしてたやつだよね。たしかオチはキャンプ仲間が全員幽霊だったって話」
  「知らない」
  「サザエさんではモノが出てこなかったからよくわからないんだ」
  「そんなに気になるなら注文しようか。なんかパンみたいなのあったよね」
  「あげパンとパンのみみがありますが」
  「みみじゃない」
  「すいません、あげパンとすいとんお願いします！」
  　
  
  こんな感じで注文して、すいとん来ました。
  　
  
  「なにコレ」
  「すいとんらしい」
  「思ってたのと違うな」
  「水炊きの中に餅とニョッキの中間みたいなやつが浮いてる」
  「あ、きりたんぽに近い味」
  「ごめん、きりたんぽ食べたことない。きりたんぽって君が思ってるほど全国的には食べられてないよ」
  「あげパン、意外にうまい」
  「だからうまいって前来たとき言うたろ。」
  「ビール飲みきったし、闇ハイとポンハイどっちいこうか」
  「ポンハイ、まるで養命酒みたいだね」
  「じゃあ闇ハイにしよう。体にいい酒なんてあるわけないんだ」
  　
  
  「薄いね」
  「臭いは甘い臭いだね。でも味はしないね。でもこの臭いで甘ったるかったら飲みにくいか。」
  「んー薄い。」
  　
  
  やっぱり夫とお酒を飲むのは楽しい。
  僕は酒に弱いし胃も丈夫じゃないから飲めないけど、味見したあと夫が全部飲んでくれるからいろんなものを試せる。