*風太*さんとモバ友になろう!
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- 2012/1/31 14:04
- 聞こえない
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- 帰り道、表通りから離れてしばらくした頃に後ろからついてくるような足音に気がついた。
月明かりだけの路地でちょっと心細くなり、こちらが少し足を早めると後ろの足音も早くなる。
何となく不安になって喉が渇き鞄からお茶のペットボトルを出してはみたけれど足を止めるのが嫌でまたしまった。
後ろの足音は相変わらずついて来ていて…意を決して走り出した。
さりげなくするつもりが緊張から全力疾走に近い速度になる。少し距離を取ったらすぐ曲がってしまおう。一回落ち着きたい。
いつも暗い道だが今夜は真っ暗と言っていい程に暗い。しかしここまで来てしまえば後は目をつぶっても帰れる位良く知ってる場所なので大丈夫なはず。
「後は耳だけ」
誰かの声がした
ふと気がついた時には、もう後ろの足音も全く聞こえなくなっていた。おしまい
後書き
やっつけのショートストーリーです(笑)
構想5分
執筆20分
推敲5分
みたいな感じかと
ちなみにこの作品はミントサンの日記にインスパイアされてできました
サンキュ
- 帰り道、表通りから離れてしばらくした頃に後ろからついてくるような足音に気がついた。