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    • 2009/7/6 21:04
    • 戦場より報告 第二章emoji
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    • あれから何時間が経っただろうか。我輩は疲れより横たわった友人を見下ろしていた。その目から一筋の涙が頬を伝った。脳裏に鮮明に蘇る國防長官の宣告。しかしこの軍に勤める将兵である以上その宣告を無視は出来ない。我輩は涙をその腕で拭い目を見開き決断した。やるしかない。ここは戦場だ。我輩は将兵なのだ。軍令に従うは当然のこと。そう心に言い聞かせ行動を開始した。そう、友人の処刑の準備を。
      倉庫へ向かう。エ○本はたしかこの中だったな。我輩は暑さで滴る汗で塗れながら倉庫前まで来ていた。そのときだった。事件が起きた。敵軍である民家代表国油虫軍の老兵の屍骸がそこに横たわっていた。なんということだ。「ああ、敵軍兵士の裏側はなんと気持ちが悪いのだろう。しかしこれをどうにかせねば、中のエ○本は取り出せない。」そこで我輩は作戦Aを決行することとした。内容はスプレーの噴射力でその屍骸を隅に追いやることだった。しかしゴキジェット将軍はこの戦火にて前線にその身を置いていたため、頼ることが出来なかった。そこでこちらの老兵ダニアース将軍に作業を依頼した。しかしどうだろう。ダニアースってのはこうも噴射力が弱いものかい?がっかりだよ・・・失敗だった。ビクともしない。止む終えず作戦Bに移った。それは就学旅行で購入していた短木刀で屍骸を隅に追いやることだった。まずは軽く突付いてみた。なんと触覚が動き始めたではないか。驚異的だ。まだ息があったのか。何たる生命力。あの大阪夏の陣でみせた真田幸村を凌ぐのではなかろうか。そこで我輩はダニアース将軍を再び呼び30秒位その煙を浴びせ続けた。さすがに息絶えたらしい。つついても反応が無い。そして木刀でその体を動かした。何とか無事倉庫前の作業スペースは確保できた。あとは処刑材料となるエ○本を処刑台まで運ぶだけだ。我輩は大量のエ○本を運んだ。そう友の処刑を実行するために。
      処刑の準備が完了した。大粒の涙が頬を伝い地面に落ちる。この手で友人の眠体の周囲をエ○本で囲まなければならないのだ。我輩は15秒位泣き続けた。そして友人の体の周りにエ○本を並べた。何たる光景。これが人間のすることであろうか。酷い。酷すぎる。我輩は大きな後悔に見舞われていた。すまない友よ。軍にすら逆らえなかったこの救いようも無い男を許してくれ。そういい残し我輩は隣室で爆笑した。

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