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- 2021/6/10 20:12
- これまでのこと2
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- 遡ることちょうど9年前、福井県某所にて朝5時から夕方5時までの仕事を週6日ほどしていた時のことです。
東日本大震災の余波を受けて大学四年生の10月まで就職内定をもらってなかったわたくし。
唯一受かることができた仕事だったので福井の地で骨をうずめるつもりで続けようと意気込んではいたものの、もう既に骨になりそうな私がいました。
そもそも定時がおかしいと思う人が多いと思いますが、その考えは間違っていないと思いますのでご安心ください。
業態的にしょうがないと思ってはいたのですが(産地市場、いわゆる市場で競り人見習いとして働いていた)、まさか土日まで当番の仕事があり、五人の人員で三人出勤しなければならないので丸々1日休める日は2週に一回ほど。
休日当番は午前中で終わるので少しは楽ですがそれにしたって疲れるものは疲れるのです。
市場内を半日歩き回って商品を競り売っていくので、携帯電話に内蔵されていた歩数計は毎日平均2万歩を記録していました。
日本製のボールペンを想像してください。
一本80円の安いものでも、さすがは日本製。丈夫ですし書き心地も悪くありません。
そのボールペンが販売台帳(誰にいくつ何を売ったか競り人の横で書く紙束)の記入に使い続けると、なんと2週間でインクが切れてしまうのです。
学生時代、鉛筆も消しゴムも最後まで使ったことのなかったわたくしもこれには驚きました。
一体これから何本このボールペンを空にするのかと思いましたが、終わりは唐突に来てしまうものなのです。
続く
- 遡ることちょうど9年前、福井県某所にて朝5時から夕方5時までの仕事を週6日ほどしていた時のことです。