彩里さんとモバ友になろう!
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- 2010/7/24 21:28
- 借りぐらしのアリエッティ。
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- 直接的なネタバレはしない様に。
まずもって、僕はこの映画の、この感じ、嫌いじゃないです。
ジブリというと、すぐ宮崎駿の後継者とか言う人がいるけど、タイプとしては全く違いますね。
というか、あの人を直接的に後を継げる人なんていないでしょ。
『もののけ姫』までの彼は異常ですから。
むしろ、僕の好きな作品の一つである近藤喜文監督の『耳をすませば』の雰囲気ですね。
たまたま原作がそうだっただけかもしれませんが、それでも宮崎駿が脚本は書いてますからねぇ。
ジブリ=宮崎駿みたいに思う人は盛り上がりに欠けるとか、物足りないと感じたりもするでしょう。
静かであっさりな感じなんですが、それをどう受け取るかで評価は変わりそうです。
起伏が少なく、すーっと進んでいく、志村貴子さんの漫画とかにある様な感じ。
まぁ、僕はこの位の展開でも充分だとは思います。
アリエッティより少年のショウ君の成長物語ですね。
ただ、ショウ君がクール過ぎて伝わりにくい。
絵・動き・背景や音・音楽は丁寧に丁寧に作られていると思います。
その辺は、実にジブリを感じさせられる。
これ以上はネタバレに触れそうなので抑えておきますが、最後に米林宏昌監督。
ジブリで、しかも初監督で、かなりプレッシャーもあったでしょう。
その中でこの映画を作ったのは評価に値します。
久しぶりにちゃんと映画になっているジブリ作品を観ました。
- 直接的なネタバレはしない様に。