輪廻さんの日記

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- 2009/11/17 16:12
- 狼の紋章(ネタバレ有)
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- まあ、なんとなく嫌な予感はしてたんだが、やはりそうか……って感じの映画でした(笑)
  　
  狼の紋章は、かの有名な平井和正の小説【ウルフガイ】ｼﾘｰｽﾞの一番最初の話です。
  この小説の主人公､犬神明がなんとまあもうめっちゃくちゃかっこよくてかっこよくてかっこよくて…(ｴﾝﾄﾞﾚｽ)
  この小説のﾌｧﾝの方はみんな犬神明のｽﾄｲｯｸさにやられた事でしょう!
  で、実写映画化で彼の魅力を出せる訳が無いと、はなから期待してなかったのでﾀﾞﾒｰｼﾞは無かったです。
  むしろ松田優作めあてで観ました。
  そう、この作品は若き松田優作のﾃﾞﾋﾞｭｰ作なのです!準主役です。
  　
  しかし､この映画は原作知らない人が観たら話がわけわかんないんじゃないのか?
  知ってる人等は脳内補完しながら観れるから、「おおっ!あのｼｰﾝだ!!じゃあ次はあの台詞来るか?来るのか?きたー!!!!!」みたいに案外楽しめるんだけど(笑)
  でもねぇ乱闘ｼｰﾝのへっぽこぶりはひどすぎないか?血しぶきの作りもの丸だしのｼｮﾎﾞさといい…(笑)
  そんでﾚｲﾌﾟｼｰﾝばっか力入れてないか?
  え、なに?これどこのﾎﾟﾙﾉ?
  　
  良くも(良いのか?)悪くも昔々の日本映画ですわ。
  主題歌と挿入歌も､ものすごかったしね…すごすぎて度肝ぬかれて逆に好きだ(笑)
  　
  ウルフガイﾌｧﾝで苦笑しながら懐かしめる人と松田優作ﾌｧﾝは観て損はしません!
  …たぶんきっと(笑)