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- 2011/1/30 12:28
- アジア王座奪還
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- 日本が史上最多となる4度目アジア王者に輝き、2大会ぶりに王座を奪還した
オーストラリア戦の劇的な決勝弾は、途中出場の李だった。延長後半4分。途中出場の李が、左MFにポジションを上げていた長友のクロスを左足でダイレクトボレーさすがのシュウォーツァーも微動だに動けず、日本は待望の先制点を奪った。ここからラスト10分は韓国戦の反省を活かし、オーストラリアのパワープレーに耐えぬき、ひたすら弾き返した。
この勝利。もちろん簡単ではなかった。
スタメンは負傷の香川に代えて藤本。出場停止明けの吉田を岩政に代えて戻した。
オーストラリアの攻撃は明解。前線のケーヒルに当ててキューウェルを中心に他選手が飛び込むもの。シンプルだがフィジカル面で劣る日本にとってはわかっててもやられる嫌な攻撃だった。
前半をスコアレスで折り返すと、後半頭にオーストラリアがより一層日本ゴール前へたたみかけてくる。するとザックが動く。久々の出場の藤本が機能していないと見るや、岩政を投入し、吉田とCBに並べ、190cm近い二人で高さ対策。今野を左SBに置き、長友を前へ上げた。
長友が上がったことで、突破や裏への抜け出しを嫌がるオーストラリアはDFが下がりはじめ、徐々に間延びしはじめる。すると日本は中盤で回すことができはじめ、リズムを掴みはじめる。
しかし、ここからはお互いにゴールをきめられず、延長後半までスコアレス。
日本は川島のファインセーブに幾度も救われた。
あとは、冒頭に書いた通り。途中出場の李が試合を決めた
今大会、伊野波、細貝といい、ベンチスタートの選手が決勝弾を決めることが多かった。
初戦ヨルダン戦での後半ロスタイムの吉田の同点弾。シリア、カタール戦では不可解な判定と数的不利な状況にも屈せず、逆転勝利。韓国戦では川島の活躍もあり、永遠のライバルを降した。
激闘が続き、様々なドラマを生み出し、多くの負傷離脱もありながら、若い日本代表はチームが一つとなり、優勝をつかみ取った。
試合後、負傷離脱した香川や松井らのユニフォームを掲げる姿に、良いチームだったことが象徴されていた。
感動をありがとうザックJAPAN
- 日本が史上最多となる4度目アジア王者に輝き、2大会ぶりに王座を奪還した