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- 2009/12/3 11:54
- ある1つの恋
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僕の名前は【翔太】ドコにでもいるような普通の大学生。
コレと言って夢もなく、ただ就職したくない理由で大学に入学した。
大学には何となく通いバイトはしていて、お金にも少し余裕があり、遊びに行ったり飲みに行ったりと自分では充実していたと思っていた。
そう彼女に出逢うまでは……。
あの日は、友達とくだらい話で盛り上がり、すっかりバイトに行く時間が迫っていることを忘れていた。
友達に『翔太!!お前今日バイトって言ってなかったっけ??』僕はそうだ!!完全に忘れてた!!みんな悪い!!また明日な!!と言って急いでバイト先に向った。
向かっている途中に、ドコからかピアノの音色が聞こえて来た。
その音色はとても優しくけどどこか悲しげにも聞こえたような気がした。
僕はバイトに遅刻しそうなのに、その音色がどうしても気になり音色が聞こえてくる方に向かった。
するとそこには1人の女性がピアノを弾いていた。
僕は思わず聞き入ってしまった。
そこにどれぐらいいただろう。
気が付くと演奏が終わっていて『邪魔だからそこ退いてくれない!!』
という言葉にビックリして、すいませんと謝る僕。
帰ろうとする彼女に、僕は話しかけ、ピアノ上手ですね!!ピアノの事わからないけど、思わず聞き入ってしまいました。と言うと。
『…ふーん。それは良かったね。私忙しいから。』と言って彼女は行ってしまった。
僕はなんて愛想の悪い子なんだと思った。
音色とは似つかないほど愛想が悪い。
別にそんな言い方しなくてもいいじゃないか!!僕はハッとバイトのことを思い出した。
やべー!!完璧遅刻だぁ。
急いでバイト先に向かった。
…コレが僕と彼女との初めての会話だった。