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- 2014/1/13 16:14
- 仮面ライダーBlack聖戦編4
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地球に生命体が生まれる遥か前
太陽系にはもう1つ「クライシス」と言う惑星が存在した
クライシスは文明の栄華を極め外宇宙にも行けるほど科学が進んでいた
が、小惑星の衝突によりクライシスは崩壊し
脱出した者達は隣に浮かぶ赤茶色の荒れ果てた死の星を第2の故郷とすべく
テラフォーミングを開始する。
数百年の時の中、コールドスリープを繰り返し、あの死の星を蒼く美しい星へと変え
この星を古代クライシス語で栄光と言う意味「テラ」と呼び
様々な生物を作り、少数しかいない自分達の代わりに自分達に似せた人工生命体後に「人間」と呼ばれる者達を数種類作り、彼等を新たな労働力とし再びクライシスの栄光を取り戻そうとしていた。
が、
この星が甦ると同時に元来あった伝染病も甦り、手を打つ前に殆どのクライシス人が感染し次々に死に絶え
一人生き残ったクライシス人「ダスマダー」は
地球の守護者としてクライシスの技術を使い命を繋ぎながら五万年の間、地球全体と人間達を見守り、命が尽きる前に、知能の高い種族の人間達を新たな守護者に選抜しその後を継がせる事にした。
しかし、ダスマダーの思想とは裏腹に人間達は次第に自我を持ち独自の文明を作り次第に地球全体のバランスを壊すほどの影響を与え始め自分達の邪魔になったダスマダーを追放する……。
ダスマダーは人間達から遠く離れた場所に地球環境再生のための研究所を作り人間達から地球を救う手を考え続けた
毎日、排気ガスで灰色になった空を見上げ
赤い海を見詰め
朽ちた木々の欠片を拾い握り締め呟く。
―――地球の文明を破壊するしかない。―――と
ダスマダーは覚悟を決めクライシスの全ての科学力を結集し、自らの体を異形の姿に変え、自らを災厄とし
自分達の残した文明も人間達の文明も破壊した。
今まで造り上げてきた物の全てを失った人間達は絶望し
クライシスの文明は完全に消え去り
スモッグの幕に包まれた満月を背にダスマダーは生き残った人間達に自らを「創世王」と呼ばせ
再び、「地球を死に至らしめる行為を行う」地球上のすべての生物を残らず駆逐すると予言し、人間達に自分の腹部から取り出した冥王の石を預け
クライシス人が初めて「テラ」に降りた地に去っていった……。
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