雪乃亡骸さんとモバ友になろう!
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- 2013/1/7 7:13
- いつぞやの怖い夢。
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- またすっごい怖い夢を見て
寝れなくなった。
夢の中で私は、幼稚園くらいの子供だった。
お気に入りのクマを抱えて、スケッチブックと色鉛筆の入った
鞄を背負ってとぼとぼ歩いてた。
夕暮れ時、紅く染まった街。
もう見慣れた駅前のベンチに座って、思いついたようにスケッチブックにお絵描きを始める。
夢の中で私は話せなかった。
笑えなかった。
でも絵は描けたから、まだ描けるうちに描いておかないと。
文字は書けなかった。
読むのも厳しかった。
分かるはずなのに、読めなくて。
私はもう成人しているし、もちろん普通に読み書き出来たのに。
声の出し方を忘れて、色んな事を少しずつ忘れて。
体もちょっとずつ小さくなって。
「あぁ、きっと【無かった事】になるんだなぁ」とか思ってた。
だからせめて。
私の人生最後のラブレターを。
文字は書けないから、まだ描ける絵にして届けようと思った。
気付いたらもうやっと歩いてるような幼児サイズ。
震える線の、ぎこちない絵。
ふと顔を上げたら。
ねぇねとにぃにが覗き込んで来てた。
逢えたと思って安心しかけた時に
「誰?どこの、子?」って。
あぁー。
視界が真っ暗になった後
泣きながら起きた。
忘れられるって怖いね。
- またすっごい怖い夢を見て