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- 2011/4/20 12:06
- GID治療記録(カウンセリング編~ホルモン治療説明)
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平成19年6月(ファースト8回目、セカンド5回目)
ついに診断が下りました!
ファースト、セカンドともに『性同一性障害』との診断です。
僕はホル注と胸オペを希望していると伝えてありましたが、親が治療には賛成的でなく説得に苦労していました
見兼ねた先生が「一度(親を)連れておいで」と言ってくれました。
ファーストの先生が作成してくれた意見書とジェンダー委員会に提出する書類を持ってセカンドに行きました。平成19年7月(ファースト9回目)
先生のはからいで、今回は親同伴の通院…といってもうちは親が離婚しているので母だけですが(この時点では父にも既にカム済み)
先生からの説明も聞き、渋々の納得(?)でようやく母も首を縦に振りました。
前回書類は提出してあったので、ジェンダー委員会からホル注の承認も下りていました
いよいよホルモン治療の開始です!
【第二段階/ホルモン療法】について
『性同一性障害』の診断が下りると身体への治療が開始できます。
本人が希望しなければ治療をしなくたっていいのです。
治療をする場合ここから先は人により様々で、ホルモン投与までで止める人もいれば、外科的手術まで進む人もいます。
ホルモン治療には、以下の効果・副作用が挙げられます。
★FTMの場合
テストステロン(男性ホルモン)を投与する。
効果……男性型体型(筋肉質になり、太り方が内臓脂肪型になる)、多毛(毛深くなる)、声変わり(低くなる)、陰核肥大(クリトリスのペニス化)、月経停止、食欲・性欲増進など。
副作用……肝機能障害、体重増加(血清コレステロール値の上昇)、頭髪の減少、にきびなど。
★MTFの場合
エストロゲンとプロゲステロン(女性ホルモン)を投与する。
効果……女性型体型(丸みを帯び、太り方が皮下脂肪型になる)、頭髪の減少防止、乳房・乳腺の発達、ペニス・睾丸の萎縮、男性機能の低下、性欲減退など。
副作用……肝機能障害、血栓症、心不全、心筋梗塞、脳梗塞、乳癌の危険性増加など。
当事者にとってホルモン治療は、心の性に合わせた身体的特徴へと変化させることができる大変ありがたいものですが、副作用も同時にあるということを忘れてはいけません。
また不可逆的な治療なので、後になり変わってしまった身体を元に戻したいと思っても無理です。
あくまで“理想の自分になれる魔法の薬”ではないので、ホルモン治療はしっかり考えてからやりましょう
画像はFTMの資料です