ⅩシゲⅩさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2006/8/17 13:19
- 第4段…予定より長い~
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- 少女がさらに力を込める。首が限界近くまで圧迫され,骨がミシミシッと悲鳴を上げる。そして…
ボキッ!
限界まで耐えていた骨は鈍い音を響かせてついに折れた
素手で締め上げていたという事もあって,肉と骨が潰れる生々しい感触が直接身体に伝わった
少女は思う「あぁ,なんて脆いんだろう…」
研究員の身体からは急に力がなくなり,最後に喉の奥に溜まっていた血を吐き出し息絶えた
その血は少女の顔や服に飛び散るが,少女は特に気にする事なく,研究員の屍を床に放る
その後も,少女は血を拭いもせず,異形と共に研究員達を狩る
辺りはもう血の海と呼ぶに足りるほど,真っ赤に染まっている
「ウグッ…」
臭気にやられたのか,残酷過ぎる光景にやられたのか研究員達の中に嘔吐する者が出てくる
その中でも少女は平然と立っている
研究員の数は残りはわずかなうえ,今までの惨劇と現在の状況で動ける者はさらに限られる
そんな時,ふと少女は口を開く
「そういえば,まだ私の名前言ってなかったね…」
ルヴァウルは少女の的外れな言葉に「人間共を全て殺した後でもいいだろうに…」と思うがそれを口にはしなかった
「私は,神耶…緋皇宮神耶(ひおうぐう かぐや)」
それを聞き「そうか。では神耶,私達の役目を…」
続
- 少女がさらに力を込める。首が限界近くまで圧迫され,骨がミシミシッと悲鳴を上げる。そして…