トドールさんの日記

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- 2010/5/26 0:46
- カーリング
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- 今の育児は、カーリング育児をしてる人が多くなったそうです。
  カーリング。すなわち、カーリングのように子供の進む先の障害をあらかじめ取り除いてあげる育児。目の前の壁にぶち当たってもそこでもがいてなんとかその壁を乗り越えることで人は成長するのに、それを親が取り除いたら成長も何もありません。だから最近は忍耐力のない子供が多いとか。
  いや、むしろ忍耐力のない親が多いのかも。
  例えば小さい子供がコップで飲み物を飲むとします。しかし最初から飲める子供なんていません。こぼして服や床はべちゃべちゃになるでしょう。これが嫌だからコップでは与えない、こういうのがカーリング育児なんですね。これじゃいつまでたってもコップで飲めるわけがないです。
  服や床が何度汚れようとも、コップを使い続けることによってだんだんと子供はコップで飲めるようになるんです。これが成長であり親の忍耐力です。
  要するに親が楽したいわけですね。子供の為の育児ではなく親の為の育児ですね。
  違う、そうじゃない！と言ってくれる人がまわりにいないのかも知れません。
  確かに子育てというのはめんどくさくです。しかしそれが子育てなんです。楽な子育てなんてあるわけがない。
  親の役目というのは、子供の進むべき道を作ってあげることではなく、いろんな道を探してあげること。すなわちいろんな事を経験させてあげることだと思います。その中で子供が自分で進む道を見い出す。それが自立ですね。
  なんか言いたいことがいっぱいあって、ごちゃごちゃになったけど、要は『育児は親(自分達)を中心に考えるな、子供を中心に考えろ』ってことです。
  育児はめんどくさいのが当たり前なんです